エンジンブレーキを使うと燃費が良くなるという噂を聞いたことがあるかと思いますが、逆にエンジンに悪く燃費にも良くない!なんていう噂もあります。
私は積極的にエンジンブレーキを取り入れており、赤信号の手前や坂道などは頻繁に使用しています。
それもこれも根拠があって使用しているので、皆様にエンジンブレーキを使用することで得をする情報をまとめてみました。
まずエンジンブレーキの役割とは?
そもそもエンジンブレーキとは何?と言う人が多いかと思います。エンジンブレーキは文字通りエンジンを利用したブレーキです。
普通ならフットブレーキを使って車を減速させていくのですが、エンジンブレーキは踏んでいるアクセルを離すと、空気抵抗やエンジンの抵抗によって減速を始めます。
ギアをダウンすることで、意図的にエンジンの回転数を高めるとより高いエンジン抵抗を得ますので減速の力が強まります。
主に、シフトレバーで操作をし一般的なものだと「3」「2」「1」「L」を使用することでエンジンブレーキの効果を実感できます。
最近の車では、MTモードなどを使用しますが、稀に「P」「R」「N」「D」の4つしか無い車も存在します。
エンジンブレーキを使用すると燃費は向上する?
エンジンブレーキを使用するとコンピューターの制御によって燃料をカットしてくれるんです。エンジンは動いていますが、燃料をカットしてくれているのでエンジンに燃料がいくことはありませんので、エンジンブレーキをかけてる間は燃費を消費していないのです。
よって、エンジンブレーキを使用すると燃費は向上するのです!また、フットブレーキを使用して減速すると、エンジンの力を利用してブレーキの力を出しているので、フットブレーキでの減速はよりガソリンを消費してしまうんですね。
車初心者の人にはまだ難しいでしょうが、乗り慣れているのであればエンジンブレーキも活用して減速すると燃費の向上が期待できますよ!
エンジンブレーキを使用する時の注意点!
エンジンブレーキですが、使用するのには注意点があるのです。
エンジンブレーキは、ギアが低ければ低いほどブレーキの効きがよくなるのですが、エンジンが高回転している時に急に1速などに変化させると、エンジン回転数がさらに上がってしまい、エンジンとトランスミッションにダメージを与えてしまいます。
エンジンブレーキは燃費向上のテクニックですが、急激なギアの変化はエンジンに影響が出てしまうので、ギアは徐々に下げていくかある程度減速してから使用すると良いです。
エンジンブレーキの使用で燃費向上の他にも利点がある!
エンジンブレーキを使用することで車を減速させることはわかったと思います。
エンジンブレーキで減速させるということはフットブレーキの使用回数が減るということになります。
よって、ブレーキパッドの減りも少なくなるという事になりますね!そもそもブレーキパッドは消耗品ですが、頻繁に交換するものではありません。
とはいえ、一般的には2万キロから3万キロに1回は交換が目安なのですが、意外とそのくらいにパッドを見てみるとまだ交換しなくても大丈夫な場合があります。
新品のブレーキパッドは10mmの厚みがあり、5mmになると間もなく交換時期。3mm以下だと交換推奨。1mmで危険領域に入ります。
エンジンブレーキを使用することで交換時期を先延ばしに出来る可能性があるので、燃費向上と共に利点があるのです!
これは是非活用していきたいですな!
まとめ
私はガソリンスタンドに働いた経験があったのでエンジンブレーキの効果を知りました。
普段、車に何気なく乗っている人にとってはエンジンブレーキが何なのかすらわからないと思います。
もしも、エンジンブレーキの存在を知ったら是非活用して欲しいと思います。
ですが、教習所でエンジンブレーキのことは習ってるはずなんですがね(笑
そんなことより、運転に集中しちゃう気持ちもわかります!もしこの記事にたどり着いて頂けたのなら是非エンジンブレーキを活用して燃費向上やブレーキパッドの節約に役立てて頂けたらと思います。