サッカーのシュートには無回転シュートと呼ばれるものがあります。
クリスティアーノ・ロナウド、本田圭佑などが有名ですが、私が中学生の時にサッカーをやっていた頃はそんなに無回転シュートは浸透していませんでした。
そんな無回転シュートですが、実際何も分からない状態で蹴ってみても無回転には絶対になりません。
ちゃんとした蹴り方が存在するので、簡単にご説明致します。
無回転シュートはどういう軌道を描くのか?
無回転シュートは文字通り無回転でゴールまでシュートをすることを言います。そして、無回転のボールは不思議な軌道を描いてくれます。
回転をしていないボールは、軌道が不規則になり左右上下どこにいくか全く予測が立てられない為、キーパーが困惑し取りにくくなるのです。
野球で言うナックルボールも一緒の原理です。
しかし、とても強力なシュート故に蹴り方も相当難易度が高いです。
蹴れたら人気者間違い無しです!
無回転シュートを蹴る方法
では、無回転シュートの蹴り方をご紹介致します。
基本としては、ボールの中心を蹴りボールを押し出すイメージです。
クリスティアーノ・ロナウド選手はインサイドを使って蹴っており、ブラジル代表のダビド・ルイス選手はトゥキックを使って蹴っています。
どれも、ボールの中心を蹴ってシュートをしています。
インサイドで無回転シュートを蹴る場合は、ボールの中心を下の画像の所で蹴り出します。この時、足はあまり振り抜かない感じで!
インサイドキックが一番インパクトの面では広いので初心者でも蹴りやすいかと思われます。
しかし、スピードに乗りにくいのでどうしてもゆっくりの軌道を描いてしまうので、趣味で自己満足で蹴るのならインサイドキックでいいかもしれません。
意識すべきはボールのど真ん中を蹴る!
ポイントとして、ボールの中心部を蹴る事が無回転シュートを蹴るコツです。しかし、人によっては蹴るスイングが曲がるクセがついている人がいるので、自分がどういう蹴り方をしているのかを把握することが大切。
普通のシュートで利き足とは反対の方に曲がってしまう人は左にスイングしているため、振り抜くスイングがミートするところと垂直にすることが必要となります。
また、中心よりも下を意識する事が重要!上気味で蹴ってしまうとボールは宙に浮くことなく低い弾道になって無回転が無意味になってしまうからです。
そして、ボールを蹴る時は押し出すイメージで蹴って下さい。真っ直ぐに押し出すイメージをつけておくといいかもしれません。
シュートスピードが早ければ早いほど不規則にブレる!
無回転シュートはシュートスピードが早ければ早いほど風の抵抗で不規則に変化します。
シュート後のボールの後ろには不規則な空気の渦が作られるのです。
この渦がシュートスピードによって激しく渦を巻きボールのブレが大きくなるというわけです。
シュートスピードを上げるには蹴るスイングスピードを早くするしか方法はありません。
いかに、正確に中心を捉えて押し出す蹴り方を早くできるかが鍵になってきます。
まとめ
無回転シュートを実際に実践で使うのには長い練習が必要となります。プロでも失敗する人は多く、あのクリスティアーノ・ロナウド選手でもミスすることがありますので。
練習をしていてある程度蹴れるようになってきたら実践で使ってみるといいかもしれません。
ただ、あまりに中途半端だとキーパーに簡単に取られちゃいますのでシュートスピードを上げてからという事ですね!