タバコを吸うことで、リラックス効果や快楽、時間つぶしなどが出来るアイテムとして日頃愛煙している方も多い。
食後や寝起き、仕事後など私達に快楽を与えているタバコですが、その代償に私達は何を失っているのか?
ある意味、洗脳とも呼べるタバコが私達の色々な物を奪い去っていく物をご紹介致します。
私達喫煙者が日々失っている物
1.お金
まず思いつく物と言えばお金です!20年前に比べたらタバコの値段は300円近くもの増額をしたわけですが、それにより昔から吸っている人はヒーヒー言いながらそれでもやめられないタバコに苦悩した事でしょう。
1箱だいたい450円もするので、1日1箱吸う人であれば毎月13,500円も出費がかさんでしまいます。1日あっても稼ぐには難しい金額ですね…
逆に考えればタバコをやめればそれだけお金が浮くという事になります。
2.美容、健康
これも言わずとも分かってらっしゃると思います。
ニコチンには血管を収縮させる働きがあるため、血圧が上昇することで、血行が悪くなり栄養がカラダに行き渡りにくくなってしまったり、お肌の乾燥・シワ・たるみなど美容の妨げになってしまいます。
また、髪の毛にも栄養が行き渡りにくい事からハゲやすく、抜毛の増加の原因にもなってしまいます。
タバコのもう一つの成分タールも悪影響の一つ。タールは人間が健康的に暮らすために必要な活性酸素を大量発生させてしまい、外敵駆除だけでなく良い細胞や遺伝子までも攻撃してしまうようになります。
それにより、カラダの老化や癌の進行を早め病気に繋がるのです。
3.寿命
タバコ1本で寿命が役10分程縮んでいる!という話を聞いたことはないだろうか?
これは事実のようで、タバコ1箱で4.8時間の命を削っているようだ。
世界保健機関(WHO)の研究では、喫煙する人としない人では寿命が男性では8年、女性では10年も差が出る事が明らかになりました。
4.味覚
先程も「美容、健康」で活性酸素の説明をしましたが、この活性酸素がカラダにどんどんダメージを与えます。
これを防いでくれるのが亜鉛なのですが、この亜鉛がカラダから使用されると味覚に使われるはずの亜鉛が防衛の方に回ってしまい、本来の味覚を感じられなくなるんだそうです。
タールとニコチンが舌にある「味蕾(みらい)」という器官の働きを麻痺させてしまうことで、味覚障害になってしまうのだそうです。
やめれば、もっと食べ物が美味しく感じるのでしょうか?
5.嗅覚
タバコの煙が原因の鼻詰まりやクシャミは、タバコは嗅覚にも影響しているのが分かります。
血管の収縮により血行障害が起き、一酸化炭素が嗅覚を伝える神経を麻痺させ嗅覚障害を起こすケースがあるのです。
6.質の良い睡眠
実験によれば、喫煙者は非喫煙者と比べて眠りに入るまでに5分長くかかり、睡眠時間も15分程短くなり、深い睡眠が14%少なくなるという結果が出ています。
タバコは一時的にリラックス効果をもたらしてくれますが、その後は覚醒効果が働いてしまうため、眠りを妨げてしまうのだそうです。
お酒やコーヒーに含まれるカフェインと同じような効果です。
カラダの中にニコチンが残っていると、寝付きが悪くなり睡眠中もすぐ目が覚めてしまうといった現象が起きてしまいます。
それによって、寝不足や疲労が蓄積されます。質の良い睡眠なんて以ての外です。(汗
7.行動力
喫煙後はやる気や脳の活性が低下しています。脳への酸素が行き渡りにくくなる事で低酸素になっていますので、脳の働きが鈍くなり行動力、やる気に影響してしまいます。
タバコを吸うとやる気が出る!という人はすでにカラダがタバコに依存している証拠。
非喫煙者は喫煙者の脳の働き以上の働きをしているのです。
まとめ
タバコで得られるものも大きいですが、失う物はそれ以上に多い気がします。いや、多いです。
簡単にやめられれば苦労は無いですが、依存性を持っている物なので中々難しい所…
しかし、やめたらまた違った感覚や気持ちになれることは間違いないので、もし上記の中で失うと怖い物があれば禁煙チャレンジを考えてみたほうが良いかもしれません!