スマホが普及している現代、スマホ首というのが流行しているそうです。その数は日本人の8割を占めるのだとか…
どこにいてもスマホと向き合う現代の人々だが、スマホ首になってしまう事でトラブルが発生するんです。
そんなスマホ首によって何が起こってしまうのか?
スマホ首によって起こるカラダのトラブル
最近、肩こりや首の痛みが多いと感じる事がありませんか?
スマホと向き合いすぎて心身共に不調になるケースが流行っています。
本来の人の首は真っ直ぐ上に反り立つように頚椎が形成されていますが、スマホ首になってしまうと、猫背のように前に曲がってしまいます。
一体どんなトラブルに襲われるのか?
1.肩こり、首こり
スマホの使用で頭の姿勢が下がりがちになります。そんな体勢を長時間維持してしまうと、首の後ろから肩までの筋肉が張ってしまい、血流が悪化してしまいます。
また、頭が前に倒れる姿勢になるため、通常よりも首に負担がかかります。
最近では、仕事による肩こりよりもスマホの肩こりの方が多い傾向があります。
2.頚椎ヘルニア
首や肩周りの筋肉の負担が大きくなると、首、肩、腕の痛みやしびれを伴います。
主に、神経圧迫が原因ですが、筋肉が固まってしまって出て来る症状でもあります。
1番で説明した肩こり、首こりはひどくなると頚椎ヘルニアになってしまうのです。
3.頭痛、めまい、吐き気
肩こりや首こりが慢性化してしまうと血流の悪化し、それにより脳に酸素が届きにくくなってしまうため、頭痛やめまい、吐き気を催す可能性があります。
それにより、不眠症になってしまったり集中力が欠けてしまう事もあります。
また、スマホから発しているブルーライトや電磁波によって頭痛やめまい等を引き起こすのでスマホというのはとても危険なアイテムと言えます。
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4.自律神経失調症
姿勢の悪さで首や肩の筋肉に負担をかけると血行が悪化。そして自律神経が正常に働かなくなります。
それにより、先程も記載した頭痛やめまい、吐き気などを催します。
他にも以下のような症状が上げられます。
- だるさ
- 動悸
- ほてり
- 不眠
- 便秘
- 耳鳴り
- 頻尿
- 残尿感
- 微熱
- 下痢
など、自律神経というのは全身の器官をコントロールしています。よって、そのバランスが崩れてしまうとカラダ全体に響いて様々な機能に支障がありまう。
精神面、身体面の両方が不調になってしまい何をするにも100%の力が出せない状況になってしまいます。
5.逆流性食道炎
最近ではスマホ首により逆流性食道炎を引き起こす事が増え、メディアでも話題になっています。
スマホ首で胸部や腹部が圧迫してしまうようで、それにより苦しくなり逆流性食道炎の症状を引き起こしてしまいます。
なんか最近、胸焼けや喉に違和感があると思ったら逆流性食道炎の疑いがあるかもしれません。
スマホ首だけでなく、食生活の乱れやお酒、肥満、ストレスといった原因もあります。
スマホ首にならない姿勢とは?
どうしても、スマホを見る時はうつむく姿勢で見てしまいます。電車に乗っているとほとんどの人がスマホに夢中になり、うつむいた姿勢で見ています。
その方が楽というのもありますが、リスクはとても大きい!
スマホ首にならない姿勢で見ることが出来たらそれに越したことはありませんよね!
要はうつむく姿勢をやめればいい話です。
スマホをもたない手の甲で、スマホを持つ肘の部分を支えてスマホを持った手は顔の高さまで上げましょう。
そして、首は常に正面を向くようにスマホの画面を見る事を意識する事でスマホ首を防止することができます。
とは言え、姿勢のキープはとても厳しくデスクワークでもどうしても猫背で頭がうつむきがちになります。
パソコンの場合は椅子や姿勢を正すグッズ等販売されていますが、スマホは中々そういったグッズが出回っていません。
特に外だと、恥ずかしいですからね(笑
まとめ
私も、とうの昔からスマホ首になっております。またデスクワークも重なり常に肩こりが酷い状態…
姿勢というのがどれほど大事なのかを実感させられました。
私はあまり外ではスマホを見ないように最近は心がけており、見ながら歩いたりするのは危険なのでそうしています。
みなさんもスマホ首には気をつけて、姿勢を意識してみるといいかもしれません。