車のエンジンをかけようとしたら、謎の「カチカチ」音が鳴りエンジンがかからないという現象になっていませんか?
これを見ているという事は、今まさにその現象が起こっているという事ですよね?
実は、その「カチカチ」音は珍しくなく様々な所で起きている現象なのです!
では、「カチカチ」音がなってエンジンがかからない時、どう対処すれば良いのか?また、原因などもご紹介致します。
エンジンがかからない!【カチカチ】音の原因はコレ!
エンジンをかけようとしてカチカチと音がなる・・・
本来、エンジンをかける時にカギを回すとセルモーターが回り「キュルキュル」と音がしますが、セルモーターを回す為に必要なものがあります。
それは、「電気」です!セルモーターに電気が流れないと「カチカチ」と音がし、エンジンがかからないという状態に…
原因は、「バッテリー上がり」です!バッテリーを充電するか交換しなければ動く事はありません!
また、ライトがつかなかったり、車内のメーターや時計などが表示されなかった場合は確定でバッテリー上がりと言って良いでしょう!
バッテリー上がりの対処法
バッテリー上がりはそのまま放置していても復活する事が無い為、何かしらの対処が必要となります!
現在、カチカチと鳴ってエンジンがかからないという方はいずれの方法で対処する事をオススメします!
最寄りのディーラーなどで出張サービスをしてもらう
バッテリが上がってしまったら、ディーラーに相談してみましょう! 場合によっては、無料で対処してくれる可能性も!
また、ガソリンスタンドやカー用品店などでも出張サービスを行っているところがあり、出張料をとられる場合もありますが対処してくれます!
出張料がとられる場合は、出張してくれる場所からバッテリー上がりをした場所までの距離によって変わります。
近ければサービスで対応してくれたり、遠ければ出張料を請求されたりと対処の仕方は、それぞれ異なりますので出張をしてもらう際は先に確認しておきましょう!
バッテリーのトラブルに対応してくれる業者「カーバッテリー110番」は、最速5分、出張料無料でバッテリー上がりを対処してくれます!
ガソリンスタンドやディーラーなど、整備担当の方が何かしら仕事で手が離せない場合は来てもらうのに時間がかかる場合がありますので、お急ぎの方は、こういった業者を利用してみてください!
▶▶▶ カーバッテリー110番【公式】
ジャンピングスタートでエンジンをかける
ジャンピングスタートとは、誰かのバッテリーから電気を分けてもらい、エンジンをかけるという方法。
車関係のお店なら必ずある、赤と黒のブースターケーブル。これを使用して上がったバッテリーに電気を分けてもらいます。
ある程度分けてもらい、エンジンがかかったらそのままエンジンをつけっぱなしにして充電されるのを待ちましょう!
車のバッテリーは、エンジンがかかっている時に充電されます。
周りに、助けてくれる車がない場合はロードサービス(JAF、保険会社)で対応してもらいましょう!
また、バッテリーが上がってしまった時の為に予備として持って置ける「ジャンプスターター」があれば、その場で自分で対処が可能です!
バッテリーにブースターケーブルを使用する際は、ちゃんと手順を踏まなければならないのですが、もし自分でやるような事があるのでしたら以下を参考にしてください!
- ケーブル(赤)を【上がったバッテリー】のプラス端子につなぐ
- ケーブル(赤)を【電気をもらうバッテリー】のプラス端子につなぐ
- ケーブル(黒)を【電気をもらうバッテリー】のマイナス端子につなぐ
- ケーブル(黒)を【上がったバッテリー】のマイナス端子につなぐ
バッテリーを交換する
バッテリーを充電しても動かない場合は、そのバッテリーに寿命が来たという事!
交換が必要になった時は、最寄りのカー用品店や修理業者に出張を頼むと良いでしょう! また、Amazonでもバッテリーは売っています。
注意するべき点は、愛車に合ったサイズのバッテリーを購入する事です!
調べればバッテリーの交換方法が出てくるので、工具があれば自分で交換する事も可能です!
なんでバッテリーが上がってしまったの?
なんで突然バッテリーが上がってしまったのか? それには以下のような原因が考えられます!
- ライトの付けっぱなし
- 半ドアで室内灯が付いていた
- 長いこと車を動かしていなかった
- 冬場や寒い時期だとバッテリーが上がりやすい
- バッテリーの寿命
上記でなぜバッテリーが上がってしまうのかを解説していきましょう!
ライトの付けっぱなし
たまによくライトの付けっぱなしで駐車している車を見かけませんか?
エンジンがかかっていない状態でライトを付けっぱなしにすると、電力は減っていく一方です。
エンジンをかけていないとバッテリーは充電されない為、電気が無くなってしまったらそれまでになります…
よくエンジン停止中にハザードを付けている人がいますが、残りの電力が少なかった場合は危険ですので注意が必要です!
半ドアで室内灯が付いていた
半ドアになっていると、車内の室内灯が点灯します。
それを気付かずに放置してしまう事でもバッテリー上がりの原因に繋がります。
車から離れる際は、しっかりチェックしてから離れましょう!
長いこと車を動かしていなかった
バッテリーはエンジンがかかっていない状態でも放電しています。
車の内部に電気系統が多いと、自然放電が増えますので、長いこと車を動かしていない状態で放置するとそのままバッテリーが上がってしまいます。
そういったトラブルが起こらないためにも、たまにで良いので1時間程車を走らせると良いかもしれません!
冬場や寒い時期だとバッテリーが上がりやすい
寒いところでスマホを使用すると、電力消費が激しいのをご存知ですか?
バッテリーも同じで、冬場など寒いところに車を置いておくと、バッテリーが上がりやすい傾向にあります!
バッテリー内にあるバッテリー液は、寒いところに弱く本来の性能を発揮できません。
新品のバッテリーだと外気が0度の場合、20%の性能が落ちます。
古いバッテリーになるとそれ以上!冬場や寒い地域の方は、バッテリーを冷やさないように工夫する事が必要となります!
バッテリーの寿命
バッテリーの寿命は一般的に2年~5年と言われています。
ハイブリッド車でも4年~5年なので、最低でも5年以内には寿命がやってくると考えておくと良いです!
また、バッテリーに寿命が来ている兆候として以下のような現象が起きます。
- ヘッドライトが暗い
- バッテリーの本体が膨れている
- カギを回した時のキュルキュル音が鈍い
- パワーウィンドウの動きが遅い
- バッテリー端子に粉が散っている
- バッテリー液が漏れている
- バッテリーの電圧が下がっている
今後、注意して見てみると良いかもしれません!
バッテリー上がりと勘違いしてしまう現象
バッテリー上がりと勘違いしてしまい、バッテリーを充電しても交換しても動かない場合は以下が原因かもしれません!
- セルモーターの故障
- ガス欠
- 燃料ポンプの故障
- ギアがパーキング(P)に入っていない
これらが原因の可能性がありますので、それぞれ解説していきます!
セルモーターの故障
セルモーターはエンジンを始動させるために重要なパーツです!
一般的にセルモーターの寿命は10~15万kmと言われており、エンジンの始動やアイドリングストップを頻繁に行うと寿命が縮んでいきます。
バッテリー上がりはセルモーターに電力を送り作動させますが、セルモーターの故障はセルモーターに電力が来ても動かないという状態。
バッテリー上がりなのか、セルモーターの故障なのかを把握してから交換をしたほうが良いかもしれません!
ガス欠
ガソリンのない車は当たり前ですが動きません。
ただ、ガス欠の場合はエンジンをかける際、「カチカチ」音ではなく、「キュルキュル」音がずっと続きますので分かりやすいと思います。
燃料ポンプの故障
こちらもガス欠に似た状態で、ガソリンがうまくエンジンに供給されていない為エンジンがかからないという現象です。
ガス欠と同じで、エンジンをかける時、「キュルキュル」音がずっと続きますので判断しやすいかと!
ギアがパーキング(P)に入っていない
意外と知っている人は少ないと思いますが、ギアをパーキング(P)に入れているとエンジンが始動しないように設計されています。
まずそんなことは無いと思いますが、エンジンがかからない場合はシフトレバーもチェックしてみましょう!
まとめ
今回、セルモーターを回した時、「カチカチ」と音が鳴りエンジンがかからない事について解説させていただきました。
この記事を見て、少しでもお役に立てましたでしょうか?
「カチカチ」と音がした場合は、ほぼバッテリー上がりと言っても良いでしょう!まずは、近くのディーラーなどに助けを求める事が大切です!
バッテリー上がりは放置していても復活するものではありません!いずれは何かしら対処しなければいけませんので即対処をオススメします!